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三沢さんの事。 [プロレス]

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小さい頃はキン肉マンブームがあったり、TV放送もゴールデンタイムなどの早い時間に
やっていたので、なんとなくプロレスは見ていました。
そのうちブームも終わり、TVでもいつの間にか見かけなくなった数年後、たまたま
遅い時間まで起きてチャンネルを回していたら、プロレスの番組が映りました。
ああ、今はこんな深夜にやってるんだ、と思いながらなんとなく見ていたら、
いくつか放送される試合の中で、「これ死んじゃうんじゃないか?」と思わせるような
もの凄い技の応酬を繰り返す4人のレスラーが気になり始めました。
いわゆる全日四天王です。
その中でも、一段と目立っていたのが緑のタイツを履いた選手。
その選手のエルボーは、明らかに他の選手のそれと音が違いました。

それからは「なんとなく」から「毎週欠かさずに」放送を見るようになり。
専門誌やネットの情報も積極的に追いかけるようになり。
馬場さんが亡くなって、鶴田さんが亡くなって、団体って一体何だろうと思った時も
この人がやっていく団体なら観る価値があるに違いない、と思いながら引き続きTVで
観戦していました。
そのうち試合のチケットを買えるようになって、生観戦も何度か。
週末もろくに休めないほど忙しかった時期も、あの時TVで見た四天王のトップ2人が
5年振りにシングルで戦うと聞いて、大変な思いをしながら2005年の東京ドームに
駆けつけました。
確かにあの時よりも2人とも動けてはいなかったけど、それでも自分は観客席で
涙をにじませながら試合を観ていました。

その頃をピークにして、団体人気にもだんだんと陰りが見え始めて、選手のケガや
病気も相次いだりして、社長でありながら一線級の選手として団体を支えていく
必然に迫られたあなたの苦労は想像もつきません。
下が向けないので階段を下りれないというくらい痛めた首も、軟骨がすり減って
なくなってしまったあの肘も、リングの中ではそんなことを感じさせることなく
「受身の天才」「ゾンビ」とまで言われるタフさで我々を楽しませてくれていました。
今日も最初に「試合で意識を失って病院に運ばれたらしい」という話を聞いた時は
ああ、流石にしばらくは休養が必要だろうな、なんて思っていました。
なんとなくつけていたTVから、ニュース速報を知らせるチャイムが鳴るまでは。

正直「なんで」という言葉しか出てきません。
もう少し、もう少しで潮﨑も青木も充分メインを任せられる選手になるんですよ。
そしたら馬場さんのように前座で顔見せて、あとはゆっくり売店にでもいられたじゃ
ないですか。
川田とのシングルだって、また5年待たされてもいいですよ。
スティーブ・ウィリアムスが和解したいって言ってたのに。
まだ新しくなった『スパルタンX』、会場で聴いてないです。
馬場さん、鶴田さん、連れて行くのが早すぎるじゃないですか。
あなたたちの残したプロレス、あんなに一生懸命やってた人じゃないですか。
それなのに、なんで。

三沢光晴選手のご冥福を、心よりお祈り致します。
今まで長い間、本当にお疲れ様でした。
そして、数え切れないくらいの素晴らしい試合をありがとうございました。
自分は、これからもプロレスを見続けます。
そして、あなたのようにボロボロになりながらも懸命に試合をするプロレスラーを
これからも応援していきます。
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コメント 8

karu

土曜に病院に搬送というニュースを聞いて、そして次の日の朝ネットみていたら
訃報との記事。
正直自分も信じられませんでした。

自分も小さいときはよくプロレスTV中継を観ていた者ですし、地上波放送がされなくなったというの聞いたときはちょっとショック受けました。
そんな中、ただひたすらにプロレスの凄さを教えてくれたのではと思います。

ファンを含めて皆が三沢光晴選手の事を忘れることは無いと思います。

長くなってしまってすいません^^;
by karu (2009-06-15 00:58) 

zorotto

つい先日テレビ東京でみかけたばかりでびっくりしました。

by zorotto (2009-06-15 01:22) 

しゃけ

事情をご存じない方を驚かせるような内容ですみません。
本当はこういうエントリは書かないでいよう、と思っていたんですが、
なんだか事実を避けて通っているような気がしてこうなりました。
プロレスをご存じない方にはわからないことばかりだと思いますが、
こういう選手が頑張っていた、そして今も頑張っている選手がいる、
ということを頭の片隅にでも留めておいていただけると幸いです。

この事故の翌日(06/14)、三沢さんの団体ノアは予定通り博多で
大会を実施しました。
その大会で、この事故の起きた試合でタッグパートナーを務めた
潮﨑選手が新たにGHCヘビー級チャンピオンになりました。
三沢さんが生前、近い将来ノアのエースになる男だと期待していた選手です。
by しゃけ (2009-06-15 02:40) 

しゃけ

>>karuさん
とんでもありません、コメントのつけづらいであろうエントリにわざわざ
ありがとうございます。
次回はいつもの通り、もっと力の抜けたエントリでよろしくお願いします。

>>zorottoさん
PR活動も一番有名なご自身が率先して行っていたようです。
特に最近は経済的な事情が重なり、そちらでの心労が重かったのではと
思います。
本当に誰も責める事ができない事実に、一層呆然とさせられました。
by しゃけ (2009-06-15 02:41) 

長月ツイタチ

日記への初コメがこんな形になるのは恐縮なのですが、
しゃけさんがこの事について触れていてくれたのがとても有難かったです。
自分は未だに心の整理がつかなくて・・・
天国のカードがいくら豪華になってもしょうがないだろうと・・・

ノアの全選手、特に彰俊選手と潮崎選手には辛いとは思いますが
これからも頑張って頂きたいと思います。
それと同時に、一プロレスファンとしてこれからも全てのレスラー達に
声援を送り続けたいと思います。

お見苦しいコメントで大変申し訳ありませんでした。
それでは
by 長月ツイタチ (2009-06-15 23:52) 

しゃけ

>>長月くん
こちらこそありがとう。
自分と同じ時代のプロレスを観てきた長月くんの気持ちがよくわかります。
今頃は初めて、お互い万全の体制で鶴田vs三沢戦が行われているかも
知れないけど、残念ながら今はまだ観に行く訳にはいかないね。
まだまだ、こっちで頑張っているレスラー達の試合を見続けたいので。

この件をきっかけに「もうプロレスは観ない」という人もいると思います。
でも、選手達がそれでもリングに上がり続けて、凄い試合を見せてくれる
以上、我々ファンとしてはそれに応えるために声を張り上げて応援して
いくのが一番じゃないかなと思ってます。
それから、彰俊選手には必ずGHCヘビーを巻いて欲しい。
そして潮﨑選手をはじめとした若手の高い壁になって欲しい。
それが一番の供養になると思います。

それにしても、こんなことってなんで続いてしまうのか。
みちのく・大阪プロレスで活動されていたテッド・タナベレフェリーが
14日の大阪プロ大会メインを裁いた直後に意識を失い、亡くなられました。
タナベレフェリーのご冥福を、心よりお祈り致します。
by しゃけ (2009-06-16 00:57) 

かんた

お久しぶりです。

実は、私も三沢さんのサイン持ってます。

三沢VS蝶野をVIP席で生観戦したのは良い思い出です。

大物がまた一人逝ってしまったことで、日本プロレスが心配です。

三沢VS武藤は、ほんと観たかったなぁ。実現してほしかった・・・。



はぁ・・・、暗いニュースではなく明るい話題で、プロレス界が注目されることは

この先あるのでしょうか?

若いレスラーに頑張ってもらいたいです。

三沢さんだけでなく、今年はスーパースターが多く亡くなってますよね。

こうやって時代が変わっていくんでしょうかね。

なんだかセンチメンタルな気分になります。

三沢さん、長い間本当にお疲れ様でした。

熱いエルボーをありがとう!


by かんた (2009-07-04 02:30) 

しゃけ

>>かんたさん
夢の対決、というやつですね。
鶴田さんの時も鶴田vs藤波や鶴田vs前田など、待ち望まれつつも
実現することのなかったカードがありました。

今日は有明でお別れ会があったんですよね。
参加したかったんですが、体調が良くなく断念しました。
どうやら25000人もの方々が参加されたということで、改めて三沢さんの
残したものの大きさを思い知らされます。
by しゃけ (2009-07-05 00:05) 

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